Before
アレルギーで粘膜が腫れ、鼻汁もあり、空気の通り道が限られた状態
After
レーザーで焼灼することで腫れがおさまり、空気の通り道が確保できている状態
治療の開始時 | 6月~1月 |
有効率 | 70~80% |
効果持続年数 | 半年~2年程度(個人差あり) |
費用 | 両鼻で1万円前後(3割負担の場合) |
当院ではお薬だけでは効果が不十分な方に特に推奨しています。
レーザー治療といえども対症療法の一つであり、1回行えばずっと治るというものではありません。
ただし、全く薬なしで満足して頂ける方や、薬の量/期間を減らす事が可能だったりと、個人差にもよりますが、症状の改善を期待することができる治療法です。
ご不明な点はお気軽に医師までご相談ください。
レーザー治療について
鼻の中の下鼻甲介粘膜の一部をレーザー焼灼(焼く)することで、鼻の粘膜を縮小させ、鼻詰まり・鼻水の症状を改善させる治療法です。
当院では炭酸ガスレーザー装置を用います。
治療効果は数ヶ月~長くて2年程度とされます。
とくに、花粉症のシーズン前に行うと効果的です。
※治療から1週間は反応性に鼻の中が腫れるため、一過性に術前より鼻詰まりがひどくなります。
レーザー治療の流れ
①初回診察
レーザーで効果がでるかどうか、鼻の中の診察を内視鏡などで行います。適応があれば、レーザー治療の予約を取ります。(完全予約制となります。)
②通常処置・麻酔
予約日に来院頂き、麻酔ガーゼを鼻の中に入れしばらく待ちます。2回ほど繰り返します。
③レーザー治療
診察椅子に座って頂き、レーザー手術を行います。両側あわせて15~20分ほどで終了します。焦げくさい臭いやツンとした刺激を感じます。
④術後の注意事項
特に問題なければ、帰宅となります。当日の入浴/飲酒は避け、シャワーでお願いします
⑤その後の診察
カサブタがたまるので、除去清掃が必要です。数日後、一週間後、二週間後にご来院ください。