小児耳鼻咽喉科

当院では0歳児から診療をしております。
また二児の父である院長はじめスタッフ全員、子どもが大好きですので、耳掃除などの些細な症状でも安心してご来院ください。

こども・小児診療 おおてまち耳鼻咽喉科

小児耳鼻咽喉科に関して

はじめに
子供は免疫機能が十分に発達していない上、体も未発達のため大人に比べて様々な病気にかかりやすい状態です。
例えば鼻と耳を繋ぐ耳管と呼ばれる管が大人に比べて太く、傾きが水平です。
そのため鼻から耳に細菌が入りやすく風邪をひくと容易に中耳炎になってしまいます。

また、扁桃炎などの喉の病気にもかかりやすいため、子供にこそ耳・鼻・喉を専門とする耳鼻咽喉科での治療を受けていただきたいと考えております。

「たかが風邪」と侮っていると中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎などの病気になっていることがありますので、重症化する前に耳鼻咽喉科を受診されることをお勧め致します。

鼻の吸引(鼻吸い)
乳幼児は鼻を自分でかめません。
きちんとかめるようになるのは5歳が一つの目安です。

それまでの間は鼻水が出ると、すすってしまうので、鼻がつまりやすく、中耳炎にもなりやすい状態にあります。
風邪から他の病気に移行させないためにも、こまめに鼻を吸ってあげることが大切です。

鼻の吸引については自宅でもできますのでご自宅で吸っていただくか、難しい場合は耳鼻咽喉科にて処置を受けるようにしてください。
当院では鼻の吸引のみのご来院も受け付けておりますので、お気軽にご来院ください。

鼻の吸引にこだわるおおてまち耳鼻咽喉科の特徴
当院では子供の鼻の吸引に

アマツ式吸引管

アマツ式吸引管 おおてまち耳鼻咽喉科
先端がシリコン製でやわらかく、小さな子供でも安全に奥まで吸引できます。

オリーブ吸引管

オリーブ吸引管 おおてまち耳鼻咽喉科
先端が丸くなっているので鼻を傷つける心配がありません。

の2種類の吸引管を使い分けています。

特に副鼻腔炎や中耳炎にかかっている場合は、短時間でも鼻が通ることによって換気が行われ症状の改善が期待できると考えられているため、小さな子供でも奥まで吸引できるアマツ式吸引管を使用しています。

しかし、アマツ式吸引管はオリーブ吸引管に比べて異物感があるため、鼻の手前にのみ鼻水がある場合はオリーブ吸引管を使用し、子供にとって病院が嫌な場所となってしまわないようにしています。

抗生剤等の処方について保護者の方々で様々なご意見をお持ちだと思います。
風邪症状の原因の多くはウイルス性と考えられており、ウイルスには抗生剤は効果が無いため抗生剤が必要でない状況(かぜの初期など)ではなるべく抗生剤を使用しない、
細菌感染が疑われるような抗生剤が必要な状況(中耳炎、長引くどろどろの鼻水、細菌感染による咳など)では抗生剤をしっかり使う、といったメリハリが重要だと考えます。

耳掃除
大人でも耳の中の皮膚は繊細で、耳掃除の際に気が付かない内に傷がつきやすく、それが原因で外耳道炎という病気になることがあります。
子供はより繊細ですので、ご自宅での耳掃除は耳の周りを軽く拭くくらいにしていただき、奥の耳あかは専門の器具を持つ耳鼻咽喉科で除去することをお勧めします。

当院では耳掃除だけのご来院も受け付けておりますので、お気軽にご来院ください。
※耳あかは鼓膜が十分に観察できれば、完全にすべてを取り除く必要はありません。

中耳炎診療
オトラム おおてまち耳鼻咽喉科

レーザー光により一瞬で、鼓膜にきれいに穴があきます

照射 おおてまち耳鼻咽喉科

当院では鼓膜切開の最先端治療装置、オトラム(OtoLam)を導入しています。
従来のメスを用いた切開にくらべ、モニターがついているので切開している鼓膜が見える、ほんの一瞬で終わるのでこわくない、出血がほとんどないから安心、などのメリットがあります。

また通常の鼓膜切開では数日で穴が閉じてしまい、中耳炎が再発することもよくありますが、オトラムによる穴は長持ちするため、難治性の中耳炎に対する治療としても適しています。

抗生剤の処方の方針
当院では医師が診察を行い、必要性を判断した上で、保護者の方の意向を最大限考慮した上で処方の有無を決定致します。
あまり薬を飲ませたくない、しっかりと薬を服用してできるだけ早く楽にしてあげたい、等ご希望をおっしゃってください。

保護者の方へお願いしたいこと

① 処方した日数分服用をお願いします。

抗生剤は適正に使用しないと耐性菌が発生する可能性があり、その子にとって本当に必要な時に適切な抗生剤が使えないという事態が懸念されます。
症状が無くなったからといって自己判断で抗生剤の服用を途中で辞めることは控えてください。

② 軽い下痢をしても服用を続けてください。

抗生剤は症状の原因となっている細菌以外にも腸内細菌にも影響が出ることがあり、そのような場合は下痢をすることがあります。
しかし、抗生剤は病気の原因となっている細菌に充分に効果が出る量を充分な期間続ける必要がある(耐性菌の問題がるため)ため、現代の医学では病気の治療のためには健康に影響が出ない副反応は受け入れることも必要です。
ただし、おむつから漏れるなど日常生活に影響を及ぼすような下痢の場合は薬剤の変更を検討しますので早めに受診してください。

③ 次回通院の指示を守ってください。

抗生剤を処方した場合は治療の効果を確認し、抗生剤による治療を終了するか、継続するか、薬剤を変更するかと判断する必要があります。
診察でお伝えしている通り抗生剤が無くなる頃に通院してください。

子供の受診の仕方

耳鼻咽喉科の診察では、耳の奥や鼻の奥、喉の奥などを専用の器具を用いて診察します。
そのため小さなお子さんが受診される場合は保護者の方の協力が欠かせません。

患部を診察している時に子供が暴れてしまうと、傷つけてしまう恐れがありますので下の図のような形でしっかりと固定をしてあげてください。
強く押さえこむとかわいそうに思えますが、お子さんが全く動かないように抑えてあげる方がかえって安全で、的確な診察につながります。

ポイント1:保護者の方が深く腰掛ける。ポイント2:子供の足を抱え込む形で保護者の方が足をクロスする。おおてまち耳鼻咽喉科
ポイント3:手が動かないように保護者の方が強く握る。ポイント4:少し大げさな言い方ですが、処置中は、子供を1ミリ動かさないという強い気持ちを持つ。おおてまち耳鼻咽喉科

子供が安心できる受診へ

子供にとって一番安心できる存在である保護者の方に後ろから固定していただくことで受診への恐怖心を減らしてあげたいと考えていますのでご理解、ご協力の程よろしくお願い致します。

おおてまち耳鼻咽喉科 小児科 保護者と受診