日本国内はもとより欧米でも広く普及している治療法で、閉塞性(肥満などで空気の通り道が狭くなっているタイプ)の睡眠時無呼吸症候群に高い効果がある治療法です。
原理としては就寝時にマスクから空気を送ることで気道が狭くなったり、閉じたりすることを防ぎます。
マスクをつけて寝る、と言われるとかえって寝づらそうと想像される方もいらっしゃるのですが、数日から1週間程度で装着感に慣れる上、無呼吸が改善されることで日中の眠気が改善されるため多くの方が治療を継続されています。
睡眠時無呼吸症候群の治療は症状の重症度に応じて方法が選択されます。
一般的に軽症から中等症まではマウスピースで、中等症から重症ではCPAPによる治療が行われます。鼻中隔(鼻の穴の左右を分ける壁)や口蓋垂(のどちんこ)など、鼻とのどの構造が原因である場合は外科的治療を行うこともあります。
また、肥満傾向のある方はダイエットを行うことでのどの脂肪が減って気道の通りが改善し、症状が無くなることもあります。
同様にアレルギー性鼻炎など他の疾患による鼻づまりが原因となり空気の通りが悪くなっていることがあるためその場合は原因となる疾患の治療を行います。
日本国内はもとより欧米でも広く普及している治療法で、閉塞性(肥満などで空気の通り道が狭くなっているタイプ)の睡眠時無呼吸症候群に高い効果がある治療法です。
原理としては就寝時にマスクから空気を送ることで気道が狭くなったり、閉じたりすることを防ぎます。
マスクをつけて寝る、と言われるとかえって寝づらそうと想像される方もいらっしゃるのですが、数日から1週間程度で装着感に慣れる上、無呼吸が改善されることで日中の眠気が改善されるため多くの方が治療を継続されています。
検査の結果CPAP治療の適応がある場合この治療を提案いたします。
患者さん毎に空気を送る力を調節し、マスクの装着方法やCPAP使用時の注意点をお伝えします。
毎日就寝時にCPAPを装着していただきます。
毎日の使用状態はデータとして蓄積されますので呼吸状態がどの程度改善しているか確認できます。
月に1回ご来院いただきCPAPの使用データを解析します。
無呼吸・低呼吸の回数、使用状態を基に症状や改善具合を継続的にサポートしていきます。
CPAP治療 3割負担の場合 |
ひと月あたり約¥5,000
機器のレンタル代・診察代・データ解析等の管理料・診断料など |
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下あごを少し突き出すような形(受け口)を維持できるマウスピースを装着することで仰向けに寝ても下あごが下がらないようになり、空気の通り道が確保されます。 軽症の方であればCPAPと同じくらいの効果を得られる方もいらっしゃいます。
作成は歯科に依頼することとなり、保険適応の場合費用は2万円程度となるようです。(詳しくは通院される歯科にご確認ください) 装着感の良い分離型のマウスピースもあるようですがこちらは保険外となるため高額になるようです。
アデノイドや口蓋垂が原因の場合、手術で切除する場合があります。
特に子供の睡眠時無呼吸症候群は扁桃やアデノイドの肥大が原因であることが多いので手術が第一選択となる場合があります。
大人の場合でも明らかにアデノイドや扁桃が原因となり気道が閉塞している場合や、他の治療で効果得られない場合に手術を選択することがあります。
当院は手術を行っておりませんので手術が必要な場合は適した医療機関をご紹介いたします。